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遊び心を家にプラス!日常にワクワク感を取り戻すスペース作り
2025.01.18 | Blog

ビンテージホームでは、建築学だけではなく、心理学の要素を取り入れた設計やインテリアコーディネートをご提案する場合もあります。今月は、「アフォーダンス」という概念を用いて住まいを快適にするご提案を、10のテーマでお伝えしてゆきます。本日は6つめです。どうぞお楽しみ下さい。
アフォーダンスとは何か?
アフォーダンスとは、環境や物が人に自然な行動を促す特性を指します。例えば、小さな隠れ家のようなスペースを見ると「ここで本を読みたい」と感じたり、ユニークな形の家具が「触りたい」「座ってみたい」という行動を引き出します。アフォーダンスの視点をリフォームに取り入れることで、住まいに楽しさと驚きをプラスし、日常生活をより豊かにすることができます。
この記事では、遊び心を取り入れたリフォームの提案をご紹介します。
なぜ遊び心が大切なのか?
家はリラックスだけでなく、楽しさや発見を感じられる場所でもあるべきです。遊び心のある空間を作ることで、
- 子どもの創造力を育む: 自由に遊べるスペースは成長にとって重要。
- 家族の交流が深まる: 自然と集まる場所が増えることで、コミュニケーションが活発に。
- 生活に彩りを加える: 日常の中に新鮮さやワクワク感を取り入れられる。
アフォーダンスの視点を取り入れたリフォーム提案
遊び心を活かした空間づくりの具体的なアイデアをご紹介します。
- 階段下を活用した隠れ家スペース
階段下のデッドスペースを小さな隠れ家や読書コーナーに変えることで、子どもにも大人にも楽しい空間が生まれます。ふかふかのクッションや間接照明を加えるとさらに魅力的です。 - 可動式収納でサプライズをプラス
壁や家具にスライド式の収納スペースを設けることで、収納と遊び心を両立させます。普段は隠れているスペースが、引き出すと意外な楽しさを提供します。 - 黒板やホワイトボードを取り入れた壁面
子どもが自由に絵を描いたり、大人がメモを書き込んだりできる壁面を設置。遊びと実用性を兼ね備えた空間になります。 - 屋内で楽しめるアスレチック要素
室内にロープや小さなクライミングウォールを設置すれば、子どもたちの運動スペースに早変わり。安全性を考慮しつつ、親子で楽しめるデザインに。 - 開放的なロフトスペース
天井が高い家であれば、ロフトを作り趣味やくつろぎの空間として活用します。階段や梯子を登る楽しさも加わり、家族全員の特別な場所に。
リフォーム成功事例
事例1: 階段下の隠れ家で子どもたちの秘密基地を実現 あるご家庭では、階段下のスペースを子どもが遊べる小さな空間にしました。壁には黒板クロスを貼り自由に絵を描けるようにした結果、家族全員が笑顔になる場所が生まれました。
事例2: リビングにホワイトボードを設置し家族の会話が活発化 別のご家庭では、リビングの壁にホワイトボードを取り付け、予定を書き込んだり、子どもたちが絵を描いたりする場所として活用しました。日常のコミュニケーションが増え、家族の絆が深まったそうです。
遊び心リフォームのメリット
- 空間の有効活用: デッドスペースを楽しさと実用性を兼ねた場所に変えられる。
- 子どもたちの成長をサポート: 創造力や運動能力を育む仕掛けが家の中に。
- 家族の絆を深める: 自然と集まりたくなる場所が増え、交流が活発に。
まとめ
遊び心を取り入れたリフォームは、家族全員に新たな楽しみと発見をもたらします。アフォーダンスの視点を活かし、誰もが自然と触れたり使いたくなる空間をデザインすることで、家がもっと魅力的になります。
もし、現在のお住まいに少し物足りなさを感じているなら、今回の提案を参考に遊び心を取り入れたリフォームを検討してみてはいかがでしょうか?家族みんながワクワクする空間が、日々の生活を豊かに彩ってくれるはずです。