Works 施工事例
休日を癒すnot a HOTEL
2024.01.18
今回はマンションリフォームの実例です。
ご依頼されたH様は、日々忙しく仕事をされていますが、冬はお子様とスキーを楽しみに水上まで来られるそうです。
中古マンションを購入し、リフォームをしてゆったりと水上で休日を過ごしたいとのことでした。
寒さの厳しい水上の、築32年のリゾートマンション。
休日としての非日常空間をつくるのに色々な工夫を散りばめました。
まずは寒さの厳しい水上。とにかく暖かく、快適に過ごしていただけるよう、得意の省エネリフォームを行います。
床暖房は、電気でありながら温水ガスと同等以上の性能を持つシステムを採用。
二重サッシにして、断熱性をあげます。
玄関からのBefore
AFTER。より広く感じられるようにしました。
コンロはガスからIHにすることで火気の安全性をアップ。冷蔵庫の高さと奥行を合わせることで、ミニキッチンの使い勝手を上げました。
マンションの場合、フローリングへの変更リフォームは、遮音性能のある材料を使用することが管理組合で決められています。
建築的には細かく言うと、階下への音の伝わり具合には様々な要素がありますが、この材料を使うという「決まり」として決められていることに従う方法がマンションでは必要です。
3点ユニットの水回りは・・・
ホテルライクなゆとりある空間にしました。
4人で鍋ができるくらいのテーブルがあればいいな・・・というつぶやきを聞き逃さなかったので、4人掛けのテーブルと椅子をセッティングしました。
椅子は、肘掛けのあるゆとりある座り心地のものをニトリで見つけました。椅子を引いてもゆったり。肘掛けの高さを確認してテーブルにキチンと納まることまで計算します。
テーブルの色が黒なので、暗く感じないようにダウンライトは数字上の照度確保よりも1つ多く付けました。
24㎡のコンパクトな空間で、4人家族が食卓を囲むことも眠ることもできるように、寸法にはかなりこだわりました。
テレビも付けました。
ビジネスホテルに宿泊すると、いつもテレビが高い位置にあって疲れるなあと思っていたので、できる限り目に負担がかからず、かつ空間のバランスを崩さない位置に取り付けました。
ベッドからだけでなく、ダイニングからもちょうど良い高さです。
インテリアコーディネーターの視点で、家具や家電の配置を考えたリフォーム設計ができることが、ビンテージホームの強みです。ご希望であれば、テーブルコーディネートのような装飾まで行いますのでお気軽にどうぞ。
他にも、ゴミを毎回持ち帰る必要があったり、工事を避けなくてはならない時期があったりと、マンションリフォームでは工事上の制約が多いものですが、それらにも対応しております。
ホテルのようでありながら、自宅同様に落ち着いて過ごせるnot a HOTELの空間で、休日をご家族で楽しむ基地にしていただけると嬉しいです。
H様、ありがとうございました。