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家づくりに役立つ風水と家相 〜心地よい空間づくりのヒント

冬の赤城山

こんにちは。
今回は、ちょっとした建築雑学として「風水と家相」についてお話ししようと思います。

風水と家相 – 知っておきたい基本

風水は中国から伝わり、日本で「家相」として独自に発展してきました。長い歴史の中で、風水と家相は互いに影響し合いながら変化してきたのです。風水はもともと「地理学」に根ざした思想で、日本でも長い間大切にされてきました。現代でも、家づくりにおいて風水や家相を取り入れることは、住まいをより快適にし、運気を上げるための手段として注目されています。

風水がもたらす建築的な役割

風水の考え方では、空間が人の心や体に大きな影響を与えるとされています。例えば、住まいの配置やインテリアが居住者の心理に作用し、健康や人間関係、仕事運にも関わってくるというものです。
実際、風水の理論では「巒頭(らんとう)」と「理気(りき)」という2つの要素が大切です。

  • 巒頭(らんとう): 地形や建物の形状、周囲の環境を指します。これは家づくりの「ハード」な部分で、住まいの立地や間取りが大きく関わってきます。
  • 理気(りき): 方位や気の流れを意味し、建物の配置やインテリアの配置が運気に影響を与えるとされています。

風水と家相でつくる心地よい空間

風水や家相の歴史や技法は複雑ですし、根拠の少ない占い要素も多いのですが、ビンテージホームでは、これらの知識を現代のリフォームに役立てる形で取り入れています。ポイントは、細かく守るのではなく、現代のライフスタイルに合った形で、プラスアルファの感覚として取り入れることがお勧めです。

重要なのは、「旺気(おうき)」を取り入れ、「殺気(さっき)」を排除すること。

旺気(おうき)は良い気のことで、「明るいもの」「良い香り」「生き生きしたもの」。

殺気(さっき)は悪い気のことで、「汚いもの」「暗いもの」などです。

風水の考え方に基づくリフォームは、そこに住む人たちの心や体にも良い影響を与えます。上手に取り入れることで、より快適で心地よい住まいが実現できるかもしれません。

環境が心に与える影響

私たちは、日々の生活の中で知らず知らずのうちに空間の影響を受けています。伝統風水師の山道帰一氏は、住宅の風水を「環境心理学」と呼んでいます。家の中で心地よく過ごすことができれば、健康が促進され、人間関係も良好になり、仕事の運気も上がるというわけです。
逆に、風水の悪い環境にいると、疲れやすくなったり、仕事でのトラブルが多くなるとも言われています。

書籍「環境心理学」

ビンテージホームでのリフォーム提案

ビンテージホームでは、こうした風水や家相の考え方も考慮してお客様のライフスタイルに合った空間づくりを提案しています。基本はシンプルで、明るく、自然を感じ、清潔であることです。
私たちと一緒に、住まいを単なる「住む場所」から、心と体をリフレッシュさせる「癒しの空間」に変えてみませんか?

興味のある方はぜひ一度ご相談ください。心地よい空間で、より良い暮らしを手に入れるお手伝いをさせていただきます。

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